2007年12月15日

パンズ・ラビリンス

パンズラビリンス400.jpg


80点

〜おすすめポイント〜

『ダークファンタジー』を好き、または耐えられる人だけ見てください。
途中で現実世界に出てくる拷問シーン、幻想世界に出てくる子供を食べる鬼とかものすごい迫力です。
チビリます。
映像の美しさは特筆物です。それもあって怖いんだけど(笑)。


感想はネタバレありです。


〜〜感想 〜〜

途中まで、パンたち妖精の存在自体が、オフィリアだけの妄想なのだろうかと疑っていた。
しかし、妖精たちがオフィリアの為に用意したある物をビダル大佐が発見したときに、
妖精たちの存在は妄想ではないとはっきり定義されたと思う。

ただ、最後の最後、オフィリアがみたもの。
それだけは幻想だったのかもしれない。
人間の脳は意識を持ったままでの死の間際、その発狂するほどの恐怖を
和らげる為に大量の脳内麻薬を分泌するという説を読んだことがある。
オフィリアが最後に見た妖精王国が現実であった場合、この作品は残酷な現実の中で
幻想世界に救われた一人の少女の物語になる。
しかし最後に見たものがただのオフィリアの願望に過ぎなければ、
残酷な現実の中で、さらに残酷な幻想に虐げられた少女の悲劇となる。

俺のイメージで言えば、ダークファンタジーの精霊って、基本的に邪悪なものなんじゃないですかね?。
オフィリアがもしも最後に幼い弟をパンに渡していたら、
パンは弟を穴に投げ込んだ後、ゲラゲラ笑いながら「嘘だよ〜ん」と告げていたんじゃないかな。
その手には乗らなかっただけは、オフィリアはパンに勝ったとも言える。
しかし、残酷……。
posted by すっしー at 00:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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