2005年10月08日

シカゴ 9点

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1920年代のシカゴ。舞台スターを夢見るロキシー・ハート(レニー・ゼルウィガー)は「有名にさせてやる」と言った男に騙されたことを知り、怒りのあまり男を殺してしまう。留置場へ送られた彼女はそこで憧れのスター、ヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と遭遇。実はヴェルマはコンビを組んでいた実の妹を殺して捕まり、伝説のヤリ手弁護士ビリー・フリン(リチャード・ギア)を雇って弁護して貰っていたのだ。それを知ったロキシーもさっそくビリーに弁護を頼むのだが…。

監督 : ロブ・マーシャル
原案 : ボブ・フォッシー
出演 : キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
レニー・ゼルウィガー
リチャード・ギア

(以上、goo映画より抜粋)


自分がミュージカルが好きなんじゃないかという疑問に見事に答えてくれました。
とにかく楽しい。映像がきれいで、音楽が素晴らしくて、その二つが即応し合いながら素晴らしい「ショー」を見せてくれます。
ストーリーの扱いは普通の映画より軽い気がします。
なぜなら、ストーリーさえその「ショー」のための一要素であり、もっとも堪能すべきはその「ショー」自体なわけですから。
かなり夢中になりました。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ムーラン・ルージュ」「ブルース・ブラザーズ」「ヘドウィグ・アンド・ジ・アングリーインチ」と好きだったので、そうではないかとは思っていましたが、この映画を見て確認できました。
俺はミュージカルが好きなようです。

続きはネタバレを含みます。でもネタバレとかあんまり重要な映画じゃない気もしますけども。


僕が一番好きなシーンは、「ウィ・ボース・リーチト・フォー・ザ・ガン」のシーンですね。
主人公で殺人犯で公判を待つ身のロキシーが、(バカだから)報道陣に自分でベラベラ話そうとするのを弁護士ビリーが慌てて止めて、その後ビリーが話し出すとロキシーは腹話術の人形みたいな顔に変わっているわけですよ。
そしていつのまにかビリーは腹話術師の格好になり、ロキシーを操りながら歌いだすわけです。
このシーンが本当に最高です。
ビリー以外の報道陣も操り人形になって、天井からビリーが操ってるし、すべては敏腕弁護士ビリーの思うがままに進むというわけです。
事実では犯行時、自分で引き出しから銃を出して撃ったくせに、たまたま引き出しから出ていた銃に被害者の男と二人同時に飛びついたと嘘をつくビリーたち。
「アイ・ガッタ・ガン、アガッタガン、アガッタガンアガッタガン〜♪」と歌っているうちに報道陣の中のビリーの息がかかっている女(の人形[のメイクをした女(笑)])が出てきて「同時だったんだ〜♪報道陣を煽るわ、ビリーの主張に呑まれた報道陣が狂ったように「同時だったんだ〜!♪」とか歌いだしながら踊りまわるわ、とにかく最高です。でも文章では伝えづらいな。
その前のシーンに遡るけど、「ロキシー」という歌のシーンも素晴らしい。
ミュージカルや舞台をよく見ている人はそのくらいで感動しないのかもしれませんが、暗闇の中でラメラメの光り輝くドレス(超ミニ)をまとって、歌いながら歩くシーンの美しいこと。
まるで漆黒の空間にロキシーしかいないみたいに見えるんです。
そして数多くの鏡を使った演出。すごいとしか言えない。もの凄い凝りに凝った舞台演出です。あんなふうに客席から見えるようにするまで、どれくらいの時間と労力を使ったんだろう…。
ま、あれが実はCGでしたとかだったら激しく落胆してしまいますが(笑)。

普通の映画としてみるとあんまり面白くないかもしれません。そんなに面白いストーリーじゃないし。
だいたいビリーが貧乏人ロキシーの依頼を受けるとか、ロキシー人気出過ぎだろとか、おかしなところもあるし。
この映画は、楽しい音楽とそれに合った映像があると、我慢しても体が動いてしまう人だけにオススメします。
俺はこの映画、劇場じゃなく家で見てよかったです。
周りに気兼ねなく、好きに笑って、好きにのれるから。
細かいことは気にせずに、酒でも一杯引っ掛けてから見るくらいでどうぞ。

あ、あと俺はミュージカル好きであることが今回確認されたので、冒頭の評価点9点はちょっと高すぎる可能性もあります。ヒイキ目に見ての9点かな。
posted by すっしー at 20:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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